独特な世界観を楽しむことができる、新作アドベンチャー「最強でんでん」についてその魅力を紹介!
でんでん虫が主人公である点や、ちょっとグロいブラックさやクスッと笑えるようなシュールさを解説!
最強でんでんとは?
ちょっとグロいが笑えるアドベンチャー
ゲーム概要
最強でんでんは、主人公の「でんでん虫」が地球を救うために、100年前の世界で魔神や魔神の使徒たちと戦うアドベンチャーゲーム。
ちょっとグロいがかわいい独特のアニメ表現が特徴であり、カタツムリのキモい進化や癖の強いキャラたちが魅力的
複数の独特さが唯一無二の世界観を生んでいる
3つの大きな独自性
最強でんでんは、個性的な世界観を持ったアドベンチャーゲーム。独自性を生み出す要因は複数あるが、特に大きなものは2点。この2つの要素を細かく説明していきます
- 主人公がでんでん虫
- ちょっとグロいアニメ表現によるブラックな世界観
主人公がでんでん虫
雑な扱いをされる生物が最強生物を目指す
主人公「でんでん虫」は、あらすじの段階ではあまりにも小さい存在となっている。
普通なら主人公に抜擢されない存在が主人公として扱われているところが、本作の持つ面白さの一つです。
本作はプロローグの時点で、未来の地球を「魔神八柱衆」に滅ぼされており、人間をはじめとした主人公向きの生物は根絶やしにされている。地球の守護者にあたる「ガイア」も魔神に敗北しており、目玉だけの存在として弱体化された
そのため、ガイアは生き残りの生物である「でんでん虫」に声をかけ、魔神が力をつける前の時代にタイムスリップさせ、未来を変えようとする
タイムスリップ後の味方キャラとのやり取りで分かることで、過去に送り込まれたでんでん虫は主人公以外にもいっぱいいる。
多くのでんでん虫(他プレイヤー含む)が、過去に送り込まれている。だいぶメタ的な要素が皮肉じみていてブラックさを感じます。
つまり設定的には、主人公のでんでん虫は生き残りの中でも運が良かっただけの個体となり、そんな愛すべき主人公のことを、敵の多くも侮っています。
進化によりでんでん虫による逆襲が始まる
敵の会議でも「でんでん虫に負けるはずないだろ」みたいな発言が存在しているほどですが進化を経ていよいよデンデンムシの逆襲が始まります。
人間にはマネできない異形の姿が面白い
「進化」は、でんでん虫がドロップしたアイテムを自分の体に移植して行い、移植したアイテムに合わせて、でんでん虫は様々な異形の姿に変化していきます。
でんでん虫が行うことで生物兵器感があり、強そうだったりユーモラスだったりします。進化バリエーションも豊富にあり、元はでんでん虫だったとは思えない姿にも進化可能です。
ちょいグロなアニメ表現によるブラックな世界観
独特なタッチでほどよいエグさと懐かしさを持つ
最強でんでんは、独特なタッチのアニメーションでグロテスクなシーンも盛り込まれているいます。ただし、デフォルメされているため「ちょいグロ」と形容される程度のものであり、目をそむけたくレベルの表現が繰り広げられるわけではないのでご安心ください。
テキストにも多くのブラックな要素やパロディが含まれており、ただグロいだけで終わりません。主人公は進化してもやはり愛嬌を持っていますし、アイテムの多くも人を惹きつける濃さを持っています
敵の多くがネタ要素を持つ
エリアごとに存在する敵幹部「使徒」たちは、アイドルや財閥会長などの肩書に基づいたベタなキャラクター性と持ちつつも、ベタに反した意外なバックボーンも持っています。
例えば、最初の使徒「アイドル」は年齢を詐称していますし、代表作がカルト的な人気を誇る映画のパロディである。2人目の使徒「財閥会長」も見ているプレイヤーの側が心配になりそうな健康状態です。
そして、使徒たちは実際の会話場面でもネタの披露を続けてくる。「アイドル」はアイドルになるのに魔神から特殊な能力をもらっていることが判明したり、「財閥会長」がボクシングという意外な特技で部下を粛清したりするぞ。
アイドルの能力でファンが熱狂しすぎてゾンビみたいになる……など、ちょいグロなアニメも合わさり、使徒たちはブラックジョークじみた印象を残していく。敵の幹部としてシリアスさや強敵感を保ちつつ、「ツッコミ待ちかな?」と思わせる独特のキャラ性を持つのだ。
登場キャラクターの一部を紹介
物語やネタを楽しむアドベンチャー
ここでしか味わえない主人公や世界観に没頭できる
最強でんでんは独自性ある主人公や世界観が良いアドベンチャーゲームとなっています。プレイヤーは外野の視点からでんでん虫の奮闘と物語を楽しめるため、鑑賞気分で進められ、ブラックな要素も他人事としてクスクス笑いながら見ることができます。
気軽に遊べるゲームであり、すごろくの要素で進行具合をひと目で理解しやすいのも、世界観を楽しめます。唯一無二の世界観を楽しむために、スキマ時間でプレイ可能であり、無理なくゲームに没頭できます。
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