大学を留年してしまった、、、どうすればいい?今後の行動について

学び

大学の授業で単位を取れなくて、、、と留年してしまった場合、あなたはどうすればいいかご存知でしょうか?

まず、留年したことを親にも報告しないとなりませんよね。
親に留年の事実をどのように伝えたら良いのか悩んでしまうという人も多くいるでしょう。

特に親に学費を払ってもらっている人も多いとおもいますが怒られるのでは、、、と思う方も多いと思います。

今回は、「大学の留年」について、親に伝えるかどうかや留年が決まった場合にやっておきたいことをまとめました。

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大学での「留年」

大学での留年は、以下のパターンがあります。

  • 単位が足りずに進級できず留年
  • 単位が足りずに卒業できず留年

詳しく見ていきましょう。

単位が足りずに進級できず留年

大学や学部によっては、進級に必要な単位取得条件が定められているため、必要な単位数を取得していない場合は留年する恐れがあります。

例えば「大学3年に進むには科目Aの履修が必須」と定められている大学の場合、もし科目Aが履修できていないと進級できず、もう一度大学2年生をやり直さなければなりません。

単位が足りなかったり必須科目を履修していなかったりしたとしても、自動的に次の年次に進める大学や学部・学科もあります。

大学ごとだけでなく、所属する学部・学科によってルールが違うため、ご自身の所属する学部の進級要項はしっかり目を通す必要があります。

単位が足りずに卒業できず留年

4年生までは問題なく進学できたものの、何も考えずに授業を組んでしまったことにより単位不足に陥ってしまうというものです。

各大学や学部・学科によって、卒業までに取得しなければならない必要単位数というものがあります。

特に「単位が足りなかったり必須科目を履修していなかったりしたとしても、自動的に次の年次に進める大学・学部・学科」の場合はこのケースで卒業できず留年してしまう場合が多くあります。

単位不足の場合、どう頑張っても卒業できず、そのまま4年生をもう一度しなければならないというケースもあります。

留年する大学生の割合は意外と多い

今まさに留年しそうと不安に感じている方もいらっしゃると思います。

しかし留年する大学生の割合は意外と多いものです。

読売新聞社が行っている調査では難関大学では留年率が6割を超える大学・学部もあるとのことです。

大学で留年すると何が起こる?

大学生活で留年してしまうと、学生生活で何が変化するのでしょうか。考えられる3つの事象をお話していきます。

親に連絡が入る

大学によっては、留年が決まると否応なしに親元へ連絡が入ることがあります。

親に留年したことを話せないと悩む大学生も少なくありませんが、自ら打ち明ける前に親元に連絡が行くこともあるということを知っておかなければなりません。

大学によっては、学生課などと面談になる場合もあるようです。

親には早めに話しておいた方がいいかもしれませんね

奨学金が取り消しされる

特に奨学金を借りて大学に通っている場合は、奨学金が取り消しになることも知っておかなければなりません。

奨学金を提供する団体や学校では、奨学金を借りるための条件を設けています。

その中でも、学業を頑張っているかどうかはウエイトが高く、留年したことにより学業を頑張っていないとみなされ、問答無用で奨学金が停止するのです。

特にJASSO(日本学生支援機構奨学金)を利用している場合は確実に停止してしまうため、注意しましょう。

ただし、1~3年生の間に留年した場合は、単位や科目履修したうえでしっかり進級できれば、翌年から奨学金の貸し付けが再開する場合があります。

大学4年生での留年だと奨学金再開が困難

特に大学4年生で留年した場合、すでに4年の間で奨学金を借りてきたことから、多くの奨学金で再開手続きは困難です。

友達が減り、大学に居づらくなる

留年ということは、同じ学年を2回経験しなければならないということになりますよね。

つまり、しっかり単位取得したあなたの学友たちと一緒に勉強はおろか卒業できないということになります。

ひとつ下の学年に混じったことで新しい学年の人たちと友達になりづらくなり、不登校になりそのまま不登校になってしまったなどといった悲しい結末を迎える学生も少なくありません。

特に4年生で留年してしまうと、同級生たちは全員卒業してしまいます

留年したことで、友達がいなくなり、学生生活が憂鬱なものになってしまうということもあります

留年したらまず報告

多くの留年した大学生は、自分が留年したことを親に言えずに悩んでいるようですが、留年したら必ず親へも報告しないといけません。

「親が怒るから言えない」という人もいるかもしれませんが、大学の1年間の学費というもは田舎の土地が買えるくらいの値段の場合もあるため、怒られるのは前提で考えておいた方がいいでしょう

それに、親も不器用で、怒るのは将来が心配だからという場合だってあります

筆者も留年を経験したことがあります。

しかし早めに、留年したことを親に正直に話すことで、理解してもらえました。

ウソをついたり報告したりせず黙っていることで、かえってどうにもならなくなってしまったというほうが、親の怒りは倍増するかもしれません

留年がわかったら決してウソをついたりごまかしたりせず、正直に報告しましょう

留年したらどうすればいい?まずやるべきこと5つ

「留年=人生の終わり」と考えてしまう人も一定数いますが、留年したからと言って人生が終わりではありません。

留年とわかった段階で早めに手を打つことにより、色々な人があなたに手を差し伸べてくれるかもしれません

親と話し合う

ウソをついたり黙ったりして難を逃れても、正直に打ち明けても怒られるのですから、親には正直に留年したことを話しましょう。

しかし、ただ「留年した」と報告するだけではなく

  • なぜ留年してしまったのか
  • 今後どうするのか
  • 留年した分の学費をどう工面するのか

などもしっかりと話うことが大切です。

留年した正直な理由と留年後の学生生活のプランをしっかり話すことで、親から理解してもらえる可能性がアップするだけでなく、背中を押してもらえることもあります。

学生課に相談

親に報告したら、学生課の窓口に行き、単位取得の具体的な方法のアドバイスを受けるべきでしょう。

大学自体も、学生の留年については対処方法を良く心得ている可能性が高く、大学によっては留年に関する相談窓口を設けている場合もあります。

単位不足の科目によっては時間割が被ってしまったりというケースも想定できるため、学生課を活用しましょう。

学生証の期限が切れる場合は更新も忘れずに

学生証には有効期限があり、基本的には入学から卒業までの4年間と定められています。

しかし、留年すると有効期限を越えてしまうため、学生証の更新手続きが必要です。

勉学に励む

留年の理由が勉強不足であるならば、あとは進級・卒業に向けて勉学に励むのみです。

単位不足の場合、学校や学部・学科によっては半期だけ大学に通って単位を取得すれば卒業できる場合もあります。

ご自身の状況によって多いく変化するため、計画性を持って勉強に励みましょう。

留年の原因によっては休学も検討する

留年の原因によっては休学手続きも検討しましょう。

最近では、学費を工面するためにアルバイトばかりした結果、単位不足により留年してしまうという悪循環が問題になっています。

大学によっては、休学することで学費を抑えられる場合があります。

もし学費が原因で留年してしまった場合は、一度休学も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

▼休学のメリット・デメリットを解説

卒業できない「留年」は内定や進学予定の場合は「取り消し」の連絡を入れる

あなたが大学4年生で卒業を見越して就職活動をして「内定」が決まっていたり「進学」が決まっていたりした場合は、留年の事情を説明して内定や進学を取り消し連絡を入れます。

快く承諾してくれる企業や学校もあれば、そうでないところもあるかもしれません。

しかし、早めに報告しないことのほうが大きなトラブルを招くため、留年が確定したら正直に報告しましょう。

▼内定していた企業への内定辞退の連絡方法はこちら

時間を有効的に使おう

留年してしまったものは取り戻せません、これから卒業まで1年間プラスされたのも確かです。

だからこそその増えた時間を有効活用させられるようにどんなことに時間を使えるかを考え、行動していきましょう

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