在宅ワークへの注目度が高まっている中、特に注目を集めているものの一つが、「ライブ配信」です。
ライブ配信には様々な方法がありますが、それを行う人を広く「ライバー」と呼びます。
今回の記事では、「ライバーとしてどのくらいの収入を稼げるの?」「ライブ配信で稼ぐにはどうしたら良いの?」といった疑問を解決するために、
- ライバーの収入事情
- ライブ配信で稼ぐコツ
- ライブ配信のネタの作り方
などライバーの収入や稼ぎ方について、解説していきます!
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ライバーの収入は?
まず、ライバーが実際にどれほど多くの収入を稼いでいるのかご紹介していきます!
人気ライバーは月収100万以上
Pococha (ポコチャ) や17ライブ (イチナナ)、BIGO LIVE (ビゴライブ) など、現在ではライブ配信アプリは数多くあります。
現在、それらの大手のアプリについては、月間トップ100に入るようなライバーの月収は100万円を超えてきます。
特に、トップ層の収入が高いことが特徴の17LIVEでは、月収1000万円を稼ぐライバーもいるようです。
一般的なライバーの収入
それでは、ごく一部のトップ層以外の一般的なライバーはどの程度の収入を稼いでいるのでしょうか?
Pococha (ポコチャ) の場合
日本初のライブ配信アプリとして最も高い人気を誇るPocochaには、ライバーとしての人気度合いを表す「応援ランク」というシステムが存在しています。
以下は、実際にライブ配信を行なっている人の各ランクごとの平均月収です。
ランク | 月収 |
---|---|
S | 660,000 |
A | 320,000 |
B | 160,000 |
C | 80,000 |
D | 30,000 |
E | 5,000 |
Cランクになってくると月収が約8万となり、大きな額になってきますね。
Cランクは、LIVESTARに所属するライバーのおよそ3人に1人が到達するランクで、継続して配信を行っていけば、到達は決して難しくありません!
17ライブ (イチナナ) の場合
世界規模で人気が高い、台湾発のライブ配信アプリである17LIVEに関しては、公式が収入の実態を調査したレポートを公開しています!
2020年9月に発表されたレポートによると、
- 一ヶ月で8000人以上のライバーが6万円以上の収入を稼いでいて、これは前回調査 (2020年5月) に比べて倍増していた
- 一ヶ月で12,000人以上のライバーが3万円以上の収入を稼いでいた
とのことです!
ライバーとして、アルバイトやパートと同様の収入を稼ぐライバーがどんどん増えてきているのがみてとれます
ライブ配信で稼ぐコツ!
ますます多くの人がライブ配信アプリで収入を稼ぐようになってきていることがわかりましたが、そういった稼げるライバーになるためには、何をすれば良いでしょうか?
ここでは、ライブ配信で稼げるようになるためのコツをいくつか紹介していきます!
継続して配信する
まず何よりも大切なのは、継続して、できれば毎日配信を行うことです。
月収100万円を稼ぐようになるようなトップライバーに関しても、最初はコツコツと毎日配信して、地道にランクアップしていった人がほとんどです。
最初はリスナーが少ないかもしれませんが、ライブ配信全体のユーザー数が増えていることもあり、継続して配信していると、ファンも着実に増えていきます。
できれば毎日1~3時間程度、配信を継続していきましょう!
人気ライバーの配信を観る
人気ライバーの配信を見に行って、その配信を参考にするのもとても大切です。
それぞれ性別や年齢、配信の方法や話題などは異なりますが、
- 初見さん(配信を初めて訪れる人)への挨拶がしっかりできる
- 投げ銭をもらったときのリアクションがしっかりしている
など、基本的なポイントは誰もが抑えています。
なので人気ライバーの配信を回って、それらのコツを盗むことはとても有効です!
アイコンには力を入れる
多くのアプリの場合リスナーさんは、たくさんのアイコン画像が並んだ中からライバーを選びます。
その写真の印象が悪いと、たとえ配信の内容が良くても、タップして観に来てくれる人はごくごく少なくなってしまうでしょう。
写真映りだけでなく、文章の内容も工夫しましょう!
配信環境を整備する
良い機材を使うことで、大事な第一印象を一気に良くすることが出来ます!
リングライトやマイク、そしてスマホを固定するスタンドなど、どれもすぐにあなたの第一印象をアップさせてくれます。
逆に、いくらルックスが良かったりトークが面白かったりしても、写りや音質が悪いと配信を観続けてもらうのは難しいです
ライブ配信のネタ作りのコツは?
ライブ配信における稼ぐための定石がわかっても、実際に配信をしようとなると、何をすればよいのかイメージがわかない人もいると思います。
ここでは、ライブ配信のネタをどのように探すかについて解説していきます!
特別なネタは必要ない
Youtubeなど他のネットエンタメでなく、ライブ配信を視聴するリスナーが求めているのは、リアルタイムでかつ、一方通行でないコミュニケーションです。
この点が魅力のライブ配信においては、Youtubeなどと異なり、必ずしも配信の内容が特別である必要はありません。
もちろん、音楽などの特技があることにより人の目を引きやすくなったり、話題の種が増えたりはしますが、重要なのはその後のコミュニケーションが盛り上がることです!
なので、雑談オンリーで数多くのファンを獲得しているライバーも大勢います。
雑談のネタの作り方
いくら雑談だけでも人気になれるとはいえ、一時間以上話し続けるのは、そん何かんたんなことではないと思います。
ここでは、配信で話を続けるためのネタ作りのコツを紹介していきます!
リスナーに質問する
ライブ配信において、自分の話だけをし続ける必要はなく、むしろ自分の話ばかりをするライバーはファンを集められないことが多いです。
リスナーとのコミュニケーションをとるためにも、積極的にリスナーに質問してみましょう!
配信初心者だと、まだアプリのアイテムやシステムのことについて、詳しく解らない方も多いと思います。
そのような方は、訪問してきたリスナーさんにアプリのことについて質問してみるのも良いでしょう!
リスナーのプロフィールをチェックする
リスナーに質問することが特にない場合は、プロフィールをチェックすることをおすすめします!
そこから、リスナーさんが好きそうな話題を振ってみるのがおすすめです!
自分に興味を持っていると感じて、喜んでくれること間違いなしです!
ニュースをチェックする
リスナーさんとの共通の話題にするために、ニュースをチェックしておくことも重要です!
なるべく多くのリスナーさんの好みのジャンルのニュースを流すメディアをチェックすると良いでしょう。Twitterなどがおすすめです
雑談以外のネタ作り
雑談だけでも人気ライバーになるチャンスは大いにありますが、何が一芸があると配信のバリエーションも広がり、継続しやすくなるでしょう。
ここでは、それぞれの一芸を配信のネタにするコツをご紹介します!
カラオケ・音楽
歌は、特に道具を必要としない分多くの人が活用しやすいでしょう。
好きな曲を歌ったり、ライバーによっては自分で作詞作曲した曲を歌っている人もいます!
必ずしも、歌が得意な必要はありません。たとえうまくなくても、リスナーさんの好みの曲を一生懸命歌ったりすれば、配信は盛り上がります。
Pococha (ポコチャ) 、SHOWROOM、LINELIVEなどのアプリには、カラオケ機能もついていて、より気軽に歌を盛り込むことができます!
ダンス
ダンス配信で人気を集めるライバーも多いです!
たとえダンスが上手くなくても、それが可愛い、面白いと思われて好感を得られたりします。
投げ銭をもらったときに必ずダンスをするライバーもいて、そのダンスが見たくて投げ銭をしてくれるリスナーさんもいます
ゲーム
ゲーム配信も人気が出やすいジャンルです。
特に、外国人ユーザーが多いBIGO LIVE (ビゴライブ) などでは、日本の文化(アニメやゲーム)に興味を持っている人も多く、人気を集めやすいです!
BIGO LIVE (ビゴライブ) やツイキャスには、ゲーム配信機能もついています。ぜひ活用してみましょう!
コスプレ
ハロウィンなどのシーズンによらず、コスプレ配信も多くあります!
アニメキャラの衣装ややメイド服などは入手しやすく、人気も集めやすいです!
特に長い間配信を続けている方などは、普段とひと味違う衣装で配信してみると良いでしょう。
男性でもライブ配信で稼げる?
以上、ライバーの収入や稼ぎ方のコツをご紹介してきましたが、それらを実践しても稼げるのは女性だけなのでは…とお思いの方もいるのではないでしょうか?
ライブ配信の広告に採用されるのがほとんど女性ライバーであることもあり、そういったイメージを持つのは無理もないことだと思います。
果たして、実態はどうなっているのでしょうか?
女性の方がライバーは多い
アプリにもよりますが、女性ライバーの方が男性ライバーより多いのは間違いありません。
その割合は諸説ありますが、概ね男性が3~4割、女性が6~7割と言われています。
極端に女性が多いということはなく、月間のランキングなどを見てみても、男性ライバーも十分見つかります。
少なくとも、「男性だと稼げない」といったことはなさそうです!
男性が人気ライバーになるコツ
男性が人気ライバーになるコツも、女性と大きく異なることはありません。
毎日配信を行うことやアイコンをしっかり作り込むこと、配信機材を整えることなど、基本を抑えることが何より大切です。
しかし、男性だからこそより重要になってくるポイントもいくつかあります。
アプリを吟味する
まず、配信に使用するアプリ選びが大切になってきます。
アプリごとにそれぞれ雰囲気やユーザー層は異なります。
アプリによっては、女性に貢ぐ男性リスナーがかなりの割合を占めていて、女性の方が稼ぎやすい環境になっているものもあります。
以下では、比較的男性が稼ぎやすそうなアプリをご紹介していきます!
①17ライブ
言わずと知れたライブ配信の巨大プラットフォームです。
オーソドックスな配信アプリで女性配信者が多いものも、母数が多いため視聴者の数を確保することが可能です。
まずライブ配信の一歩目として始めるのに適しているアプリです
ふわっち
ふわっちは。アングラ感が強めのライブ配信アプリで、一昔前のニコ生のような雰囲気があると言われています。
男女比も半々程度であると言われていて、男性ライバーの需要・割合が高いです。
そのひと味違う雰囲気にマッチする人は、稼ぎやすい環境であると言えるでしょう。
Pococha (ポコチャ)
日本の大手企業DeNAが運営している配信アプリで、アットホームな雰囲気が特徴です。
リスナー数・ライバー数ともに現在急上昇中で、今では日本のライブ配信アプリの中でもトップクラスのユーザー数を誇ります。
日本の大手企業が提供してるサービスなので、品質も高く、カスタマーセンターが24時間365日体制で監視をしているということもあり治安が良いです。
時給のような仕組みがあり、ごく一部のユーザーしか投げられないような高額のアイテムを得られなくても収入が得やすいため、男性ユーザーに適していると言えるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回の記事では、ライブ配信におけるライバーの収入や、稼ぐためのコツやネタ作りの方法について解説してきました。
現在、トップライバーの収入は月間100万円を超えるのが当たり前で、スマホ1つで配信するだけでパート・アルバイト並の収入を稼ぐライバーもどんどん増えてきています。
ライブ配信で稼ぐコツは何より配信を継続することです。トップライバーも地道に配信を継続し、少しずつ稼げるようになっていった人が多いです。アプリごとに異なる点もあるため、自分にあったアプリを探してみましょう!
リアルタイムのコミュニケーションが魅力のライブ配信で稼ぐには、必ずしも特別なネタは必要ありません。雑談だけでも十分ですし、雑談のネタはリスナーからも作ることができます。
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