ネットショップ作成サービス「STORES(ストアーズ)」は、出品した商品が売れたときと、売上金を振り込むとき、さらに振込を早めてほしいときに、それぞれ手数料がかかります。また、振込金額が1万円未満のときには別途、手数料がかかります。
整理すると、手数料の種類は次の4つとなります。
- 決済手数料
- 振込手数料
- 事務手数料
- スピードキャッシュ利用手数料
そして、STORESには無料・有料プランがあり、各手数料も変わってきます。この記事で詳しくご紹介します。
決済手数料(プランで異なる)
STORESで出品中の商品が売れて、お客様が決済をするタイミングで「決済手数料」が発生します。minneやCreemaで言うところの「販売手数料」ですね。
STORESの決済手数料はプランで異なります。
・フリープラン:5%
・スタンダードプラン:3.6%
※スタンダードプランは月額料金が発生。その分、決済手数料が安くなっています。
フリープランの手数料5%でもかなり安いほうです。BASEの6.6%+40円に比べても低コストで運営ができます。ただし、スピードキャッシュを利用すると手数料は割高になります。
振込手数料(プラン共通)
商品が売れたお金(売上)は、STORESに預けています。
この売り上げは、決済手数料・振込手数料を差し引いた入金金額が1万円以上となったときに、指定口座に振込まれます。
振り込むときの手数料(プラン共通)
振り込むときの手数料 (プラン共通) | ||
入金金額 | 1万円未満 | 1万円以上 |
振込手数料 | 275円 | 275円 |
事務手数料 | 275円 | 0円 |
合計 | 550円 | 275円 |
振込手数料はプラン共通で275円です。スタンダードプランを選んでも、安くなったりはしません。
事務手数料(プラン共通)
事務手数料は、振込金額によって異なります。プラン共通です。
• 振込金額が1万円未満の場合:275円
• 振込金額が1万円以上の場合:0円
STORESでは、振込金額が1万円以上にならないと振込がされません。
1万円未満でも振り込んで欲しいときは、売上振込の設定を「入金金額が1万円未満でも振込」の設定にします。ただし、この設定をすると振込金額が1万円未満のときは、手数料として550円(振込手数料275円+事務手数料275円)もかかってしまうので注意が必要です。
振込が急ぎでなければ、「入金金額が1万円未満でも振込」の設定を解除しましょう。
スピードキャッシュ利用手数料(プランで異なる)
STORESは月末締めの翌月末払いなので、振込まで最長で60日もかかってしまうことがあります。
それを早めるのが「スピードキャッシュ」。翌日振込が可能になります。
スピードキャッシュを利用すると、各決済手数料に加えてスピードキャッシュ手数料(フリープラン:3.5%、スタンダードプラン:1.5%)がかかります。
先ほど決済手数料をご紹介しましたが、あらためてスピードキャッシュ利用時の手数料を表で見てみましょう(以下)。
スピードキャッシュ 利用時の手数料合計 | ||
プラン | フリー | スタンダード |
決済手数料 | 5% | 3.6% |
スピードキャッシュ 手数料 | 3.5% | 1.5% |
手数料合計 | 8.5% | 5.1% |
スピードキャッシュ利用時は、事務手数料は発生しません。というのも、スピードキャッシュが利用できるのは、振込対象売上が1万円以上あるショップのみですので、「振込手数料」「事務手数料」「スピードキャッシュ」と3重に手数料がかからないようになっています。
まとめ
STORESにはフリープランとスタンダードプランがあります。
プランによって変わる手数料は
- 決済手数料:フリープラン5%、スタンダードプラン3.6%
- スピードキャッシュ手数料:フリープラン3.5%、スタンダードプラン1.5%
の2つ。
そして、振込時の手数料はプラン共通で
- 振込手数料:275円
- 事務手数料:275円(振込金額が1万円以上の場合:0円)
です。
プラン選びは、毎月の売り上げで考えます。15万円以上の売り上げが見込めるならスタンダードプランを、そうでないのならフリープランをおすすめします。
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