【2022最新】初心者におすすめな360度カメラ 選び方と機種を解説

カメラ

話題の360度カメラ。以前までは持っているだけで物珍しがられるような製品でしたが、最近ではSNSでも360度カメラを利用して撮影された映像を頻繁に目にするようになってきました

今では国内外含めてあらゆるメーカーが続々と新機種を発表し、その競争に拍車がかかっており、競争が激しくなるにつれて、良い製品がリーズナブルな価格で手に入ることになります。

話題の360度カメラの選び方やおすすめモデル

たくさんのメーカー、機種がある360度カメラのマーケットですが、多くのコンセプトの商品が次々と登場し、初めての人にはどれを購入したら良いのかわかりにくい状況になっていることでしょう

そんな360度カメラの選び方とおすすめ機種をご紹介します。なお360度カメラにはプロが使うような機種や、手に入りにくい海外モデルの品なども多くあります。

今回は、日本国内で一般的な人でも手に入る機種に絞ってご紹介したいと思います。

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全天球と半天球

360度カメラを選ぶ前に、ひとつだけ理解しておくべきポイントがあります。それは「全天球」と「半天球」という2つの種類があるという点です。

①全天球カメラ

まず全天球カメラは前後に1枚ずつ、計2枚のレンズを搭載しています。1枚のレンズがそれぞれ片面をカバーし、2枚のレンズの映像を合成することで360度、天から地までを撮影できる仕組みです。

全ての方向をカバーしているため、撮影方法を工夫しないと必ず撮影者や三脚が映像内に映り込むこととなるので注意しましょう

全天球カメラの図解

②半天球カメラ

反面、半天球はレンズが1枚だけの機種がほとんどです。カメラの水平方向360度と、あとは地球儀の上半分しか撮影しません。

360度カメラの中でもこのように分類ができる点は理解しておくと機種選びがスムーズに進むのではないかと思います。

360度カメラのおすすめ機種

さて、ここからは実際に市販されている360度カメラの中でもおすすめの機種をご紹介していきます。

今回は日本国内で入手できて価格とスペック、使いやすさのバランスがある程度とれているものを挙げています。海外でしか買えなかったり、極端に高価なものなど、一般の方に手が届きにくいものについてはここでは紹介しません。

1.RICOH THETA SC2

360度カメラの入門として最もおすすめなのがRICOHが販売するTHETA SC2です。

従来モデルとしてRICOH THETAが存在しましたが、後継機では動画性能の向上や内蔵メモリーの増量などの改良が行われました。

従来モデル同様に、360度カメラの中でも手軽に使うことができることや、比較的安価で購入することができる入門としておすすめです。

小型ボディを実現していることから、常に鞄に入れて持ち歩いても負担にならない携帯性も魅力の一つと言えるでしょう。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 5376×2688
  • 動画品質 : 4K 30fps(最大3分)
  • メモリ : 14GB内蔵
  • 撮影時質量 : 約104g

2.Insta360 Nano S

iPhoneにつけることで簡単に360度映像を撮ることができるのが最大の特徴。

バッテリーもiPhoneに依存しているため「バッテリーが切れて映像が取れなくなった」ということにはならないのもポイント

lightning端子に差し込むだけなので気軽に撮影を楽しむことができます

小型カメラなので持ち運びも簡単です。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : なし
  • 静止画品質 : 6,272×3,136
  • 動画品質 : 3,840×1,920(4K30fps)
  • メモリ : microSDカード
  • 撮影時質量 : 66g

3.RICOH THETA Z1

RICOH THETAの上位モデルであるRICOH THETA Z1。

これまでの360度カメララインアップよりも大幅に性能を向上させ、有効画素数は約2000万画素、静止画撮影で7K撮影を実現するなど、画質の面で大きな進化を遂げました。

また、THETAシリーズ初となるボディに液晶パネルが搭載され、電池残量・撮影可能枚数・撮影モードなどが確認できるようになり、これまでスマートフォンを必要としていた情報も簡単に得ることができるようになりました。

更にRAW記録に対応したことで、Adobe社が販売する画像処理ソフトである「Lightroom Classic CC」用の専用プラグインも用意され、RAW現像を行うと同時にLightroom内でスティッチング作業も可能です。

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 6720×3360
  • 動画品質 : 4K 30fps(最大5分)
  • メモリ : 19GB内蔵
  • 撮影時質量 : 約182g

4.vecnos IQUI

よりライフスタイルに寄り添った使用をコンセプトにしており、スリムなペン型の形状が採用されました。

そのコンパクトさから思いついた瞬間にすぐ取り出して360度画像を撮影することができる気軽さが最大の魅力になっています。

画質など性能面では他の360度カメラよりも劣りますが、スマートフォン感覚で気軽に360度画像を撮影できる貴重なカメラとして、常に持ち歩きたくなる存在です。

圧倒的な小型&軽量化で常に持ちあるくことができます

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 5760×2880
  • 動画品質 :2880×1440(30fps)
  • メモリ : 内蔵メモリー 14.4GB
  • 撮影時質量 :約60g

5.Insta360 ONE

insta360 ONEは2017年8月に発表された360度カメラです。裏表にレンズが2枚搭載された一般的な見た目の360度カメラですが、他の360度カメラにない大きな特長を備えています。

撮影者を異なる角度から撮影したような「バレットタイム撮影」ができるのが最大の特長です。

カメラ本体にセルフィースティックやヒモを取り付けておき、カメラを回しながら撮影するといった仕組みです。映像内に映り込んだセルフィースティックを自動で消してくれる機能があるのもいいですね

  • タイプ : 全天球
  • 防水性能 : –
  • 静止画品質 : 6912×3456
  • 動画品質 : 3840×1920(4K30fps)
  • メモリ : microSD
  • 撮影時質量 : 82g
  • 備考 : バレットタイム撮影

シーンに合わせたカメラ選びを

360度カメラを気軽に楽しみたいのであればRICOH THETA SC、Insta360 Nano Sあたりがおすすめです。リーズナブルな価格ながらスマホアプリとの連携機能も便利で、SNSとの相性も良いのがポイントです。

クオリティの高い映像制作ならTHETA Z1Insta360 ONE Xなども良さそうですね

最近では配信などで 360度カメラを使う方も増えてきているのでさまざまな用途で使ってみてください

配信用のその他の機材はこちらで紹介

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