水を入れてボタンを押すだけで素早くお湯を沸かすことができる、電気ケトル。
ヤカンや電気ポッドよりも短時間かつ低コストでお湯を沸かせるため、忙しい社会人には必須アイテムです。
しかし、各メーカーから様々な種類の電気ケトルが販売されており、選ぶ際に何を基準にすればいいのか迷ってしまうと思います。
本記事では一人暮らし向けにおすすめの電気ケトルについて紹介していきたいと思います。
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一人暮らし向け電気ケトル選びのポイント
素材
素材には大きく分けて3つあります
- プラスチック製
- ステンレス製
- ガラス製
それぞれの特徴を見ていきましょう
プラスチック製
軽量で本体も熱くなりにくいプラスチック製。
電気ケトルの中ではプラスチック製がスタンダードで、ラインナップが豊富です。
手入れもしやすく価格も安いとメリット尽くしですが、金属素材と比べ耐久性やデザイン性は劣ってしまいます。
プラスチック製は、使いやすさや価格面でみると申し分ないので、好みのデザインがあればおすすめです。
ステンレス製
頑丈で衝撃に強くデザイン性の高いステンレス製。
ステンレスは、デザイン性にこだわったものが多いので、インテリアの一つとしても活躍してくれます。
しかし、ステンレスであるため熱を通しやすく本体が熱くなることや重さがあるデメリットがあります。
使いやすさよりもデザインを重視するという方にはおすすめの素材です。
ガラス製
透明感がありお洒落な空間を演出するガラス製。
ガラス製は透明なので、中に入れた水の量を一目で確認することができます。
インテリアとしては魅力的ですが、ガラス素材であるため、割れやすく重さがあり使いやすさという面はプラスチック製やステンレス製には劣ります。
また、商品ラインナップも限られているので選べる種類も少ないです。
見た目以上に使い勝手があまりよくないので、初めて電子ケトルを扱うという方にはあまりおすすめしません。
機能
機能としてみるところは以下の5つです
- 温度設定
- 構造
- 自動電源オフ
- 蒸気レス
- 店頭漏れ防止
それぞれ無くてはならない特徴が満載なので見ていきましょう
温度設定
コーヒーやお茶を淹れるときこだわりの温度で沸かすことができる温度調整機能。
コーヒーや茶葉の風味はお湯の温度によって変化するため、温度調整機能があると最適な温度で淹れることができます。
メーカーによって設定温度は異なりますが、大体が60度~100度の間のキリのいい温度に設定できるようになっています。
この機能の搭載有無で価格が大きく変わってくるので、特にこだわりがない方はなくても大丈夫です。
二重構造
本体が二重構造であるため表面に温度が伝わりずらくやけどのリスクを低減してくれる本体二重構造。
沸騰したお湯は100度に到達するので、プラスチック製の電気ケトルでも熱を持ちます。
ヤカンを間違って触りやけどしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
少しでもそういったことから回避するために、内部の熱が外部に伝わりにくい二重構造を選ぶようにしましょう。
自動電源オフ
ほとんどの電気ケトルに備わっている自動電源オフ機能。
お湯が沸いた後も加熱が続くと発火の可能性があり、危険です。
有名メーカーから販売されている電気ケトルは、大抵この機能が付いているので特段問題ないと思いますが、購入する際には確認しましょう。
蒸気レス
蒸気が電気ケトルから外に漏れ出さない蒸気レス機能。
通常お湯を沸かす場合、沸騰中高温の蒸気が外に出て、触るとやけどに繋がります。
蒸気レスは、蒸気が外に漏れるのを抑制し、やけどから身を守ってくれます。
子供がいる家族はあると安心ですが、一人暮らしをしている社会人の方はなくても大丈夫です。
転倒湯漏れ防止
電気ケトルが転倒した場合でもお湯の漏れを防止してくれる転倒湯漏れ防止機能。
子供やペットがいない限り、基本的に転倒する可能性は低いですが、電気ケトルを倒れやすい場所に置いている場合は必要となってくる機能です。
一人暮らし向け電気ケトルおすすめ5選
①DeLonghi(デロンギ)
デロンギの電気ケトルは、イタリアならではのお洒落なデザインと多機能を両立した製品が特徴です
インテリアにもこだわりたいという方にはおすすめのメーカーです。
②T-fal(ティファール)
界で初めてコードレス電気ケトルを発売し、日本でも有名になりました。
ティファールの電気ケトルは、コンセプト毎に種類があり、軽量性・安全性・操作性・デザイン性などに分かれラインナップが豊富なのが特徴です。
使用用途に応じて選ぶことができるので、自分に合った製品を見つけることができます。
③TIGER(タイガー)
安心・安全にこだわった設計で蒸気レスや転倒湯漏れ防構造など安全に関する機能が充実しているのが特徴です。
また、便利な機能も充実しており、省エネ・節電性・スピード沸騰・お手入れしやすい形状など使いやすさにこだわっています。
日本製ならではの品質の高さで機能性重視の方におすすめです。
④IRIS OHYAMA (アイリスオーヤマ)
家電業界においては、後発ですが大手メーカーの隙間を狙う戦略で不要な機能を削減し、”あったら便利な機能”を加え、差別化を図りシェア拡大中です。
大手電機メーカーの退職技術者積極的に雇用することで、安い価格で技術力の高い製品を販売しています。
⑤ZOJIRUSHI (象印)
電気ポットが主流だった時代から知名度の高い象印は、電気ポットに足りていない点を改良しながらその技術を電気ケトルに活かしてきたため、今も根強い人気を集めいています。
象印は、価格帯は比較的高くなっていますが、安全に配慮した機能設計になっており小さい子供がいる家庭におすすめです。
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